「授産活動活性化セミナー」心をとらえる世界をつくる-商品陳列を学ぶ講座-の報告
2月8日(火) さいたま市障害者総合支援センターで、施設職員および利用者対象の「授産活動活性化セミナー」が行われました。内容は、効果的な商品(自主製品)陳列方法、売り場作りの方法を学ぶということで、参加者は9施設17名と予定定員15名を越えました。さいたま市の今回の企画は、SADECOが授産施設「元気工房」製品支援で実施したディスプレイの仕方をヒントに考えられたとのことです。「元気工房」プロジェクトメンバーの、山岡、竹田、江口、和泉が講師で参加しました。
①講義編(山岡)は、プロジェクターを使って銀座、池袋のデパートや店舗の多くのディスプレイを紹介、陳列は購買に至るまでの心理を読んで考えられていることや、色は人にどんな意味を与えているか等の解析から授産施設の商品展示の考え方進め方をレクチャーしました。
続いて②実践編(竹田)では、一個のテーブルを舞台に6色の布や立体ブロックまた廃材等を使っての基本を提示、変幻自在の演出はマジシャンのようで参加者を魅了、そして「元気工房」のカラフルなクラフトかごを使っての具体的な例を展開しました。
最後に③コンサル編(山岡、竹田、江口、和泉)として、参加授産施設の各ディスプレイに対してそれぞれのアドバイスをしました。参加者の皆さんは真剣にメモを取ったり、積極的に質問もされていました。午後2時からの2時間、実りのある熱いセミナーだったと思います。