第27回「親子でつくる楽器教室」開催
2014年8月23日(土)・24日(日)の二日間にわたり、小川町埼玉伝統工芸会館で、第27回夏休みサデコスクール「親子でつくる楽器教室」が行われました。このスクールの特色は、親子で手作り楽器を創り、モノづくりの楽しさと音づくりの楽しさにあります。さらに、東京フィルの主席トランぺッター古田俊博さんを中心に行うミニコンサートで、ナマの音楽とふれあい、出来立ての自分の楽器で一緒に演奏をするという体験です。今年は、お子さん11名(うち3名は1日参加)、保護者10名、総勢22名の参加となりました。(2組当日欠席)
1日目は、葛谷理事の開校宣言に始まり、埼玉伝統工芸会館の柴生田さんからご挨拶を頂き、大塚校長の挨拶、講師紹介に進みました。続いて、迫力ある「27周年ミニコンサート」をみんなで聴きました。制作に入る前に、「音の仕組み、楽器について」について葛谷先生から詳しいレクチャーがあり、いよいよ制作に入りました。アルペンホルンを創る子、紙筒タイコを創る子、木琴、鉄琴を創る子それぞれです。
2日目は、千田理事から開校の宣言があり、一晩乾かした楽器をそれぞれの手に、いよいよ色塗りです。遠藤先生から「色について。作業上の注意のお話」があって色塗り開始。途中で乾かしたり装飾を施したり、そして予定より早く自分だけの素晴らしい楽器が完成しました。古田先生指導のもと演奏の練習に。
会館の広場で、保護者、スクールの先生、観光客の皆さんの前で、古田夫妻と演奏会を行いました。
教室に戻り、ひとりひとり楽器を鳴らし修了証書をもらいました。大満足の表情が印象的でした。