授産支援アドバイザー養成研修兼報告交流会
3月15日(土)13:00〜16:00、さいたま市障害者総合支援センター研修室・作業室においてさいたま市主催で「授産支援アドバイザー養成研修兼報告交流会」が開催されました。これは「アドバイザー支援の取り組みの実績や課題を共有するとともに、交流を深めながら支援技術の向上を図るため」のもので、授産施設職員(7人)とアドバイザー(22人。SADECOからは、江口、清水(征)、竹田(良)、田端、中村、守屋、山岡、和泉の8名)が参加しました。
1. 講義「障害者福祉の潮流と授産支援に求められるもの」(13:00〜13:30)
総合支援センターの永島所長が講師として、障害者福祉のおおきな流れは施設から地域へ、福祉から就労へと変化し、それに伴う福祉政策の見直しや雇用促進の法律改正に取り組んでいること、また障害者優先調達推進法の施行、就労施設への発注例について講義された。
2.ワールド・カフェ(13:45〜16:00)
テーマ「よりよい授産活動への支援とは」
アドバイザーの自己紹介のあと、平成25年度授産支援の報告発表があった。SADECOからは、「春里どんぐりの家」(ドラッグストアで販売される「アクリルたわし」の商品戦略)、「ノイエ」(さいたま市のキャラクターグッズ・「ヌウ帽子」製作の工程見直し提案)の2件について報告説明をした(竹田)。次に、7つのテーブルに別れ、またテーマごとに席を替え、授産施設職員とアドバイザーがテーマに沿って意見を自由に出し合い、それぞれのテーブルから「意見交換」の発表をした。・・・良い商品はできている、どこで買えるのか?、品質がいいがアピール力が足らない、量産ができない、スタッフが足りない、アンテナショップがさいたま市にあるといいね、等の様々な意見を共有しました。また参加された授産施設さんからの「おもてなし」として、コーヒー(ちひろ珈琲)、抹茶(まいむ)、桜フィナンシェ(まいむ:アドバイザーの支援を受けて作ったもの)、ラスク(しびらき)、クッキー(ほっとラウンジ)、シフォンケーキ(フレンズNET)、絹豆腐(一豆)の提供があり、皆さんでいただきました。どれもが丁寧な手作りで大変おいしかったです。