令和 3年度 工賃向上研修会
2月4日(金)13:00~16:00 埼玉県福祉部障害者支援課主催の工賃向上研修会セミナーを行いました。セミナー内容は施設職員を対象に「工賃から功賃へ。デザイン力で ”功賃向上” 、高賃へ。」
参加者:県内就労継続支援B型事業所約40施設
サデコ講師:田端克雄業務執行理事、森恵理事
会場:オンライン(Zoom)
セミナータイトルへの想い
工賃から功賃へ。デザイン力で 「功賃向上」 、高賃へ。
現状、就労継続支援B型は県の目標賃金より低い施設が多く、施設内では「給料」と呼んでも外部には「工賃」と言っている施設もあります。施設の方はご存知ですが、工賃は利用者のペースに合わせた柔軟な作業補修になります。私が見てきた就労継続支援B型の作業は単純作業や軽作業が多く、作業自体はやりがいを感じるどころか、キャリアアップにもつながらないと感じ、また利用者の親は寂しさを感じながら通わせたり別の施設に移した話も聞きます。
そんな中で一部の事業所は利用者にやりがいと幸せを感じてもらうための取り組みをしています。そこにサデコが関わり工賃アップを実現するためのデザイン支援をしています。いわゆる、工賃から功賃へ、とは努力して成し遂げた結果に対しての高い賃金だと思っています。(埼玉デザイン協議会 代表理事 竹田 良雄)
第一部 「デザインが果たす役割と効果」
埼玉県福祉部障害者支援課より本研修会についてお話し頂きました。
田端克雄業務執行理事より埼玉デザイン協議会について、デザイン支援の取り組み(ブランディング、商品開発)、デザイン支援事例を紹介。デザインが果たす役割や生活者との接点を埼玉デザイン協議会の支援事例を交えながら分かりやすく詳しく講演しました。
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第二部 「Webが果たす役割と効果」
森恵理事よりWebデザイン支援事例紹介、福祉事業所におけるDX、サデコMONOがたりの取り組み、SNSの活用、今日からできるDX~はじめの一歩~を紹介しました。
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講演後には事前アンケートで質問いただいた悩みに回答し研修会を終えました。
急遽リアルからオンライン開催となった事でオンラインでの参加に不安があった事業所向けに事前Zoom勉強会を行いました。操作や参加方法のレクチャーにより不安が払拭され当日スムーズにご参加いただきました。埼玉デザイン協議会では、デジタル知識における就労継続支援B型事業所毎の細やな悩みも汲み取りながらデザイン支援をして参ります。
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